Uターンを期に丹波篠山市で林業に従事。地域の山林を預かり現代版の山守として、経済性と環境性とのバランスを考え近自然型に取り組んでいる。木を育て伐採するだけでなく、加工・販売まで手掛け、顔の見える林業家を目指しています。

林業に取り組む一方で、木を使ってくれる人が増えるようにという思いで滞在型のものづくり拠点、mocca(木加)を2020年に開業した。築160年の古民家を改修した施設内には、カフェ・ゲストルーム・製材所や木工スペースがあり、主に木工旋盤を使用した木の器や小物を、一点一点手仕事で仕上げています。moccaでは山や木に関わる人を増やし、山からの恵み各々の暮らしに取り入れてもらうことをコンセプトにしており、木工体験やワークショップを通して新たな発見と楽しみをお届けしています。

林業と異業種の組み合わせによって山林のさまざまな課題を解決したいとの思いからスタートした「mooca」ですが、さらに取り組みを進めていくために2025にmocca2.0（仮名）をオープン予定です。